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AIもベイズ統計利用者?

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ベイズ統計AIに利用されている事例を紹介します。

資料をご覧ください → ベイズ統計5

自動車に搭載されているセンサにより現在位置を特定したい場合、ノイズ等により間違える可能性があります。そこでAIは右に30cmズレるように指示すると確率が低くなり分布も拡がってしまいます。 上から3つ目のグラフをご覧ください。AIが現在位置を予測します。これが事前確率になります。センサから来た新しいデータを掛けて事後確率を割り出します。これによって、現在位置の確率が事前確率よりも高まります。 昨日説明したようにアップデートして精度を上げています。AIが学習しているのです。 ベイズ統計が最近利用されるのは、アップデートができるからなのです。

ベイズ統計については、以前のブログ「レゴでベイズ統計がわかる?」「結果から原因を推測」で説明したように、結果から原因を推測する使われ方、つまり過去を見る使い方だとばかり思っていましたが、AIによる自動運転のような前向きな使い方もあるのですね。

事前確率と事後確率を用いて信じると成功確率が高くなるというスターウォーズのハンソロの話は「信じると成功確率高まる?」をご覧ください。

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