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ダイエットも経済的にみると

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医療経済の続きです。資料をご覧ください。

資料をご覧ください。→ 医療経済その4

p.1 BMI(Body Mass Index)=体重[kg]÷(身長[m]) 死亡リスクとの相関図を並べました。一部の疾患を除き、痩せすぎ・太り過ぎの場合に死亡リスクが高くなるU字形になります。ダイエットの話に入る前に、BMIが高い人に危機感を持ってもらうための話題提供です。

p.2 経済で「現在価値」という言葉が登場します。今日1万円もらうのと1年後に1万円もらうのでは、物価上昇を考慮すると価値が違う場合が多いですね。この場合「時間割引率σ」という値を用いて1年後にもらう1万円を現在価値で計算します。σ=0.1の場合の現在価値=10,000円÷(1+0.1)≒9,091円となります。σ=0.1が固定の場合、10年後に1万円もらう場合の現在価値=10,000円÷(1+0.1)10≒3,855円まで目減りしてしまいます。σ=0.01の場合は、1年後現在価値=10,000円÷(1+0.1)≒9,900円、10年後現在価値=10,000円÷(1+0.1)10≒9,053円となります。 図の例は、10年後にダイエット100%効用が発生する場合に、現在の効用を計算します。σ=0.1の場合の現在効用=38.6%、σ=0.01の場合の現在効用=90.5%となります。10年後のダイエット効果100%を狙って、ジム等に通って運動しているアリ型キリギリス型の人がいるとします。キリギリス型の時間割引率σ=0.1、アリ型の時間割引率σ=0.01とします。イメージがあっているかどうかわかりませんが、キリギリス型の人は月曜日~木曜日までジムに行ってその効果が50%あったとします。計算で求めた現在効果が38.6%なので、50%はその値を上回っています。ということで、金曜日はジムをサボります。アリ型の人は、計算で算出した90.5%に比較して得られた効果50%では少ないので、毎日ジムに通って努力します。キリギリス型は効果が伸びず途中で挫折することになります。アリ型のようにダイエットは継続が力ですね。

p.3 診療報酬について表にまとめてみました。医療機関の収入は、収入(R)=症例数(W)×サービス量(S)×サービス価格(P)で表されます。日本の場合、出来高方式が多いですが、最近は2番目の包括的な方法もとられています。包括部分を緑字にしました。この部分が固定されるわけです。 包括すると医療費は軽減できますが、医療サービスが低下するデメリットも生じてきます。

p.4 国別の支払い方式を表にしてあります。どの方式が良いのか、各国試行錯誤しているようです。

医療を数字で定量化する、面白くなってきませんか? 現在価値設備投資に必要なNRV及びIRRについては、過去ブログ「どっちが得か考えてみよう」をご覧ください。

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