先日ニュースを見ていたら「リスキリング」という言葉がでてきました。ご存じでしょうか？ リスクに関する用語かなと想像したところ、「リ・スキリング」でした。日本語にすると「再訓練あるいは再教育」となります。たまたま読み始めていた「早く仕事をおわらせたいから、プログラミング始めました。」（著者：熊谷基継 発行所：インプレス）に、「DX時代、今求められるリスキリング（再訓練）はプログラミング」と書かれれていました。かつて楽天は英語が必須と言っていましたが、最近はプログラミングを社員に要求しているようです。キャノンでは、工場勤務者を含む1,500人対象にプログラミングを学ばせているようです。この本読みやすいので、少しずつ紹介しますね。
資料はこちら → GAS
p.1 プログラミング言語はいろいろあり、流行りすたりもあります。何を学んだらよいか迷ってしまいますね。４つの言語を並べてみると、似ています。「Google Apps Script」という言語は、初めて目にしましたが、Java Scriptと同じ部分が多そうです。「Google Apps Script」は、Googleのアカウントさえあれば、ソフトウェアのインストールも不要で、手軽に体験可能なので、上述の本では、この言語で説明しています。
p.2 ①Googleのアカウント設定→３行３列の●の印をクリック→ドライブをクリックする。②＋新規クリック→ その他→ Google Apps Scriptをクリックします
p.3 コードを書き込むエディタが現れます。「無題のプロジェクト」はプログラムのファイル名ですので、書き換えてください。2行目以降にコードを書き込んでいきます。今回は「Logger.log('hello');」と書き込んで、保存アイコンをクリックして、実行をクリックします。実行結果がログとして表示されます。ログですから時刻も表示されています。
p.4 「この変数を使うよ」と最初に宣言します。変数の前に「let」を置き宣言しますが、letの場合は、同じ変数を２度宣言するとエラーになります。宣言した２つの変数を用いて掛算を実行するコードと実行結果です。
言語のコードを覚える必要がありますが、コードを入力し簡単に実行できそうなので、プログラムを勉強するには手ごろな言語だと思います。