以前のブログ「何事もバランス?」で、「デブ菌」がいる可能性が研究されれている話を取り上げました。「新しい腸の教科書」(著者:江田 証 発行所:池田書店)を読んでいたら「肥満は感染する? 太らせ菌”ファーミキューテス”の恐怖」という記事が載っていました。この「ファーミキューテス」という日和見の細菌グループが多いと肥満になりやすいと言われているようです。難吸収性の植物繊維まで分解してしまうので太ってしまいます。無菌状態で生まれた赤ん坊は、親や産科医など最初に触れた人から感染して、腸内細菌になることが多いので、ファーストタッチの人が太っていると赤ん坊は肥満になるというデータがあるそうです。「バクテリイデス」という菌は、いくら食べても太らないやせ型の人に多いと言われています。 真偽は不明ですが、生まれた後に腸内に生息する菌のフローラは、大人になってもあまり変化しないようなので、最初が肝心かもしれません。 そう言えば最近、便移植によって体質改善する治療も実施されていますね。
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第2の脳である腸には、非常に関心をもっていますので、何度か取り上げています。「人間は「考える葦」であると共に「考える管」である!」「第6感~磁気~腸~第2の脳 ?」「後天的に変えられること」「水溶性がよさそう」「便秘解消→セロトニン生成→幸せ のサイクル」