お薦めの本 トピックス 生物

人間は「考える葦」であると共に「考える管」である!

更新日:

 TVのコマーシャルを見ていると、コラーゲン、コンドロイチン硫酸やヒアウロン酸を含有した食品やクリームなどが商品として紹介されているが、コラーゲンを食べても直接身体のどこかに運ばれていくわけでもないし、そのままコンドロイチン硫酸やヒアウロン酸が患部まで到達する訳でもなそうである。「動的平衡」(著者:福岡伸一 発行:木楽舎)を読むと解り易く解説しています。この本を読んで以来、あのTVコマーシャルは本当なのだろうかと疑問を持ちながら見ています。この本は、本のタイトルからすると敬遠してしまう方も多いかもしれませんが、読みやすい本だと思います。「人間は考える管である腸は第2の脳)」「空気を読めない細胞=ガン細胞」「我々身体の細胞内にあるミトコンドリアは別の生命体」など面白いですね。 

クリックしてください→ 動的平衡

  先日、山中伸弥教授とタモリが司会しているNHKスペシャル「人体」で腸の特集がありました。https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_6.html  腸は免疫力にも大きな働きを持っているということです。私は花粉症なので、免疫力を上げるべく腸内細菌として役に立つビフィズス菌・乳酸菌・納豆菌の入った食品を毎日のように摂取しています。

英語で腸(消化管)のことを「gut」といい、「ガッツ(意志の力)がある」と関係があるということも興味深いです。」=意志の力」=第2の脳ですね。 また、「第6感」=「直感」=gut feeling です。

参考:人間は考える葦である(byパスカル)の意味は、「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」として、人間の、自然の中における存在としてのか弱さと、思考する存在としての偉大さを言い表したもの。

 

-お薦めの本, トピックス, 生物

Copyright© 進化するガラクタ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.