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変化には早く気付きましょう!

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 「ゆでカエル現象」はあちこちで話題にされていますので、絵が可愛らしいサイトを1つ例として紹介しておきます。クリックしてください→ https://matome.naver.jp/odai/2145234898470481301 

 昨日「思い込み」の話をしましたが、「変化していない」と思い込んでいると危険であることを「ゆでカエル現象」として警告されているのです。世の中、平和だと変化に気が付かないですね。

 私は長らく品質関連の業務をしていたので、後輩には「変化に気づく必要性あり」について幾度となく教育してきたつもりですが、なかなか浸透しないものです。これも「ゆでカエル現象」でしょうか? 

 次の資料ご覧ください。 クリックしてください→ 管理図 

 p.1 長さ5.00mmの棒を製造している工程で、1時間毎に製品を抜き取って検査をします。長さの規格は5.00±0.40mmです。つまり上限規格が5.40mm下限規格が4.60mmです。実際は、小数点以下3桁まで測定して四捨五入して小数点以下2桁として、規格と比較して合否判定をします。右表測定結果とその判定です。このように、その都度数値が規格内にあるかどうかを見ているだけですと、いきなり16時間後に不合格になってしまうのです。数値だけを見ているのが上述の「ゆでカエル現象」と同じで変化に気がついていないのです。 

 p.2 品質部門では、変化を認識するために「管理図」という手法を使います。 新人に1時間毎の●を表示させて、どのへんでおかしいと感じるか手を挙げてもらいました。A、B辺りは1人~3人C辺りから増えてDが30人以上でピーク、Eは数人という 人数分布でした。 管理図を知っている中には、下方管理限界を下回ってからでも規格内なので、この時点で対応すれば大丈夫という方もいました。 判断基準は、同じ方向に7点変化した時とか、5点中3点が‥‥など、いろいろな考え方があります。どれを判断基準にするかは各々決めてください。 個人的には、A辺りから様子を見た方が良いと思います。少しでも早く変化に気づく方が被害は少なくなります事が起きる前に品質を守るので、このようにトレンドを監視する手法は「予防品質」のうちの一つの手法です。

 似たような例で、株式トレンドをグラフにしていますが、株で儲けている人は、情報と共に変化を読み取る能力にたけているのでしょうか。

 今回は、ちょっと硬い話になってしまいましたが、時々こんな話もしていきます。

 

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