「納豆菌は熱に強い」というタイトルのブログのアイキャッチ画像(再掲)は芽胞菌を染色したものでした。よく見ると緑色と赤色の2種類見えるはずです。 緑色の部分が芽胞で赤色が菌体です。どうして同じ菌なのに、同じ色に染色されないのか以前から疑問を感じていました。たまたま見つけた文献に答えがありました。
文献 → http://www.osaka-amt.or.jp/bukai/saikin/hakinji/hakkinjipdf/201002.pdf
p.8を読むと、芽胞は染色されず光も通さないため抜け像(影のような像)として緑色に見えるようです。やっとスッキリしました。
今日はこの他に、微生物にかかわる情報を知人から得ましたので、忘れないように以下に記します。
病原菌のリスクレベルのリストです(随時更新されるようです) → http://jsbac.org/archive/04-12bsl_level.html
リスクレベルの定義はこちらです。 → http://jsv.umin.jp/microbiology/main_027.htm
エンドトキシンの詳細資料 → http://www.asahi-net.or.jp/~CP6K-IND/whatendotoxin.html
直ぐにこれらが役に立つわけではありませんが、根拠資料としては有用であると思います。 不明なこともいつかは明らかになるものです。