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知好楽(ちこうらく)」の精神

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「ハカセの〈知好楽〉標本箱」(著者:福岡伸一 発行所:婦人之友社)を紹介します。生物学者・福岡伸一先生が、日常や旅先で見つけた自然の造形物から私的なコレクションまで、先生の心を動かしてきた「すきなもの」56点を紹介するビジュアルエッセイ集です。この本のベースには「知好楽(ちこうらく)」の精神があります。「知好楽」とは、 論語の「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」に由来し、「物事を知り、好み、心から楽しむ」という先生の知的好奇心と合致します。また、本書は五感で楽しむ構成になっていて、 独自のコレクションを「Red(赤)」「Yellow(黄色)」「Blue(青)」「Green(緑)」「Monotone(モノトーン)」などの色彩ごとに分類。旅先で拾ったフジツボやウニの殻から、愛用のメガネ、ちょっと変わった道具、心惹かれた本、音楽、美術までが、採集データ(場所や日、素材など)とともに標本のように美しく並べられています

目次があるサイト → https://www.fujinnotomo.co.jp/book/essay/b2419/

青のコーナーでは、「最後に、何を伝えますか?」で取り上げたように福岡先生が好きなフェルメールの絵や同郷のレーウェンフックの顕微鏡も標本として本書に掲載されていました。先生は昆虫少年だったので、ルリボシカミキリ(写真)、ツチハンミョウやモルファ蝶(写真)も載っています。

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