高齢者の奥さんに先立たれた後、短期間のうちに夫が亡くなる確率は、統計上、夫婦のどちらかが先に亡くなる一般的なケースよりも高い傾向にあります。これは一般的に「ウィドウフッド・エフェクト(Widower Effect:夫の死別効果)」や「ブロークン・ハート・シンドローム」として知られています。この理由は、①生活習慣の変化(栄養の偏り、酒・たばこの増加、家事の負担など)、②精神的なショック(孤独、絶望)あるいは③検診の減少があるようです。一方、夫に先立たれた女性は、精神的・身体的な解放感(一人になれる)から、その後長く生きる傾向にあるとも言われています。男性の場合、メンタルに弱いので、精神的なショックが大きな影響を及ぼすと思います。面白い研究の記事がありましたので、ご覧ください。 ヒトは一夫一婦制が大半ですが、コヨーテはほぼ一夫一婦制です。メスに先立たれたオスは、「哀悼」と表現する持続的な長い遠ぼえ、無気力、食欲減退、気力の低下や、うなだれるようなしぐさが見られます。コルチコトロピン放出因子(CRF)というホルモンが活性化され、体のストレスシステムが作動し、最終的にコルチゾール(ストレスホルモン)が血流に放出されます。このCRFはヒト及びコヨーテの脳内に存在します。
コヨーテの記事→ https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/26/030500126/