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これを抑えれば

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なぜ薬が効くのか?を説明してみた」(著者:山口 悟 発行所:ダイヤモンド社)から、その2です。痛み発熱メカニズムと処方する薬についてです。

資料はこちら → 薬の効き方その2

p.1 左側が痛みに関するイメージ図です。組織障害の際に、血漿タンパクの一部が変性して生じるブラジキニンによる刺激の強さが同じでも、痛みを感じるボーダーラインが、プロスタグランジン類の量が増大することにより低下して痛みを感じるようになります。発熱の場合にも、外部の有害物の刺激によりプロスタグランジンが生成し、視床下部にある体温調節部位に影響を及ぼし体温を上昇させます。

p.2 痛み発熱いずれもプロスタグランジンが関与しており、生成しないようにするためには、COXが働かないようにする阻害剤を投与する必要があります。ロキソプロフェンあるいはイブプロフェン解熱鎮痛剤として処方されます。

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