昨日のブログ「測れるものは適用可能」の中で、「Kuhnの法則」という語句が登場してきました。2因子間の組合せを見ておけば80%程度はチェックできるというものでした。2因子間の組合せについて調べてみました。
資料はこちら → 2因子組合せ
p.1 形状・色・サイズの3因子について、各々2水準あるとすると、網羅的な全ての組合せの数は、2×2×2=8通りになります。各因子の水準を最低1回組合せする場合は、2通りになります。
p.2 全ての2因子間についての全て組合せは、4通りになります。下の3つの表をご覧ください。2つの因子間の組合せは、いずれも4通りです。この3つの表を統合したものが、左上の表になります。
p.3 コピー機の因子が7つ、水準が表のとおりあったとします。全網羅の組合せは、18×21×2×3×3×3×2=40,824通りで、非常に多くの組合せになり、バグ出しも労力が必要です。これに対して、2因子間の組合せは、18×21=378通りなので、かなり効率的になります。2因子間の組み合わせは、一番目と2番目に大きい因子の組み合わせで決まります。