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足跡から想像してみよう

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1昨日、太平洋側でもが降り、富士山の5合目より下にも雪が積もっています。 14年ぐらい前、ボーイスカウトを連れて西臼塚で「アニマルトラッキング(animal tracking)」を実施しました。トラッキングとは、跡を追うことを意味します。「トレース」という語句と同類語です。 雪上の方が、足跡が判別し易い場合もあります。予備知識があると、「ここはリスが通った跡だ」ということが想像できますので、お勧めします。 細長い線があると、ネズミの尻尾かなと想像でき面白いですよ。実際に、尻尾らしき跡が残っていました。 ウサギも分かりやすいですね。 大きな足跡小さな足跡がありますから。大きいのが後足、小さいのが前足ですね。 わかりやすいハンドブックを紹介します。「アニマルトラッキング ハンドブック」(著者:今泉忠明 発行所:自由国民社)です。持ち運びできるサイズなのでお勧めです。この本を引用して資料を作成しました。 資料 → アニマルトラッキング

p.1 先ずは、歩行の特徴を見てください。

p.2 足跡の形状で分類分けしてあります。詳しくは、本で説明書きを読んでくださいね。 雪上の場合は、細かい部分はわからなくなってしまいますので、雪がない水溜まり付近の湿地の方が足跡が分かりやすいと思います。 ネズミの雪上の足跡(右中央下)を見てください。詳細な部分は判別できません。

p.3 ここまでの資料をみて問題です。 足跡は次のどの動物のものか? (たぬき、ウサギ、イタチ、オコジョ、りす、かもしか)

p.4 上記問題の正解です。イタチオコジョは見分けが難しいですね。

p.5 標高に対して動物の生息している範囲が示されています。西臼塚は標高1,250mなので、結構いろいろな動物の足跡をみることができます。

アニマルトラッキングでは、足跡と共に「」を見ても面白いですよ。 冬のスキー場で、リフトの下を見ると足跡がたくさん残っています。

アニマルトラッキングは、安全な場所で実施し、クマやイノシシに出会わないように、大きな声で歌を歌ったりして、人間の存在をアピールしておきましょう。

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