「魔法の計算あそび」(著者:杉之原眞貴 発行所:CS出版)をパラパラと眺めていたら、指を用いた足し算で面白いものを見つけました。
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p.1 通常の足し算は、左のように握っていない指の数を数えますね。この場合は、片手が5以下の足し算に限られますね。片手が5以上の場合は、どうするか? 右のように握りを手前にします。握った指の数が幾つであっても「5」とします。握っていない指の数を数え、握りの数×5を足します。両方握っていれば、5+5=10になります。
p.2 左手は5以下、右手が5以上の場合です。5以下は手の平を向こう側、5以上は手前に向けます。右手が9あるいは8の時に、左手の握っていない指の数を右手に移動して10(パー)にします。
子供が指を使って足し算しているのを、強制的に止めさせないでくださいね。かえって、このように体で覚えてから段々と頭の中でイメージして計算できるようになった方が良いのではないかと思います。 私の父は算盤が得意で、算盤なしでも、あたかもそこに算盤があるように指を動かして計算していました。体で覚えているのですね。私はできませんでしたが、羨ましく思っていました。スマホ決済などが進んでいくと、釣り銭を暗算で計算することもなくなっていってしまうのでしょうね。