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早い段階から参加する

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新商品開発生産管理についてまとめます。

資料はこちら → 生産管理その3

p.1 新商品開発は、ニーズ型シーズ型がありますね。VOC:Voice of Customerリバースエンジニアリングの情報を基に新商品のロードマップポートフォリオを作成する手順となります。

p.2 このあと、製品企画→機能要件定義→機能設計と進みます。各工程の後にはデザインレビューがあり、同時に図面管理部品表管理も実施されていきます。機能設計のデザインレビュー辺りからは、生産管理部、生産技術部、購買部門の参加が必要となります。部品点数、調達、製造方法を事前に把握し、場合によっては、部品の共通化を行い設計時のコストダウンも可能となります。原価設定にも関わってきます。

p.3 製品企画ができると、販売計画、生産計画及び原価見積りも可能になってきます。生産計画においては、既存製品の比率、生産能力検討を行っていきます。 販売計画は金額ベースであることが多いので、数量に置き換えて原価を見積もっていきます。原価見積りでは、原材料費、直接労務費、設備の減価償却費及び光熱費などを用いて算出していきます。

p.4 従前は、原価の積上げ利益を足して製品価格を決めていましたが、最近は、製品価格から目標利益を差引いて原価を設定するように変わってきているようです。この原価を決めることを「原価企画」と呼ぶそうです。この企画の中で、部品を外注にするか内製するか設備を新設するか既存設備の改造にするか設備投資せずに工数アップにするかなど検討します。

p.5 部品を内製にするか外注を利用するかについて判断する際に、外注費が安くなることだけに注意がいき、自工程の固定費を見落とさないよう注意が必要です。

新商品設計の後半からは、生産管理メンバーもレビューに参加して議論することが重要なことがわかりましたでしょうか?

本日の相田みつを語録は、「おさい銭 百円玉一ツ ぽんと投げて 手を合わす おねがいごとの 多いこと」 これで掲載してから1ヶ月経ちました。どの言葉も含蓄があります。

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