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毒も薬

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漢方薬剤師が教える薬のキホン」(著者:平地治美 発行所:日貿出版社)を紹介します。著者は、漢方薬剤師であり鍼灸師でもあります。薬学部出身なので、西洋薬にも精通されておられます。西洋薬は、ある症状に特化して作用し、漢方薬は体全体に作用するイメージでいましたが、間違ってはいなかったようです。ただ、漢方薬にも、副作用飲み合わせは存在するようなので、気をつけなければいけないようです。例えば、眠気覚ましのために、葛根湯、コーヒー及びエナジードリンクを飲んだら鼻血が止まらなくなったという事例もあったそうです。市場で多くのサプリメントが手に入りますが、薬との飲み合わせには注意が必要のようです。作用を強め合ったり、逆に効果を低減させてしまうかもしれません。最近コマーシャルで「かかりつけ薬剤師」が出てきますが、相談できる薬剤師さんを見つけておいた方がよいかもしれません。 「八味地黄丸」という漢方薬聞いたことがあると思います。強心・利尿・代謝機能失調の回復・四肢関節の麻痺・疼痛・虚弱体質者の腹痛、下痢などに処方され、コマーシャルでは「尿漏れの予防」として有名になりました。この漢方薬には、附子(ブシ)が含有されています。有毒なトリカブトを減毒したものが附子だそうです。毒も使い方によっては薬になるとは本当ですね。因みに「ブス」という言葉は、トリカブトの毒で顔面が麻痺して醜くなったのが語源だそうです。上述の本を、結構面白く読んでいます。健康が気になる方は、読んでみたらよいかと思います。 コマーシャルで、OTC(Over The Counter)薬局という言葉がでてきますが、処方箋なしで購入する一般薬販売の薬局のことです。カウンター越しに購入という意味ですが、英語の略語は意味不明で困りますね。

 

 

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