千葉大名誉教授の故 多胡輝教授は、頭の体操で有名で、以前にも何度か取り上げてきました。 時々再読しているのですが、良い問題がたくさんあります。 いくつか紹介しますので、考えてみてください。視点を変えないと解けません。
問題1 大きな白熊は獲物をつかまえる時には、すばやい動きを見せます。そんな白熊も生まれたばかりのペンギンはつかまえることができないという。いったいなぜだろう?
問題2 島田さんはオウムを飼っています。「京都」というとオウムは「キョウト」、「大阪」というと「オオサカ」、「鹿児島」というと「カゴシマ」と答えます。「沖縄」というとオウムは「オキナワ」と答えるのですが、島田さんは「何度言えばわかるんだ」としかっています。なぜでしょうか?
問題3 鉛筆1本と五枚の十円玉があります。これを使って、なるべく小さい円をきれいに描くにはどうすればよいでしょうか?また、5枚の100玉で大きな円を描くには、どうすればよいでしょうか?
問題4 直角のL字の角度を、目盛のはいっていない定規で三等分してください。
問題5 部長が「わが部はルーズで困る。メールでは送れない機密書類を回覧すると、なかなか回さない者が多いし、ひどい時には途中で紛れてしまう。何かいい解決策はないだろうか?」 良いアイデアありますか?
問題6 灰皿の上に吸いかけのタバコが置かれています。十秒後に何が起こるでしょうか?
答えは資料をご覧ください → 頭の体操ベスト
問題5などは業務上起きそうな話ですね。他にもアイデアがあるかもしれません。いずれの問題も、視点を変えないと思いつかないかもしれません。私もまだまだ頭が固いなと思いました。