縦31×横26×厚さ3.5cmの厚い図鑑を図書館から借りてきました。「MICROLIFE」(出典:監修スミソニアン協会 発行所:東京出版)です。買うと約6千円ほどします。とても重い本です。機会があれば、眺めてみてください。幾つかピックアップします。
資料はこちら ⇨ 顕微鏡写真
p.1 以前「食べる時に音がする。知ってました?」で取り上げた際は、ナメクジが葉っぱを食べる際に音を出す話でした。カタツムリの舌の表面も似ていて、大根おろしの歯のようです。サメ肌も「物真似からアイデアは産まれる」で取り上げました。現在では、サメ肌水着は禁止されています。
p.2 左がコロナウィルスに感染した細胞、右がバクテリオファージに感染された細胞です。バクテリオファージはロボットのような形態をしています。
p.3 「微小管上を移動するタンパク質は歩く木のよう」や「神秘な世界、忙しく動き回るもの」で取り上げた「微小管」の顕微鏡写真です。青い線が微小管です。私たちの体の中では、微小管がネットワークのように張り巡らされています。右の写真は、鼓膜奥にある蝸牛内の有毛細胞の写真です。加齢でこの毛が抜けると耳が遠くなってきます。これも「大音量で音楽聴いている方はご注意!!」で取り上げました。
以上の他にも興味深い拡大写真があり、色も綺麗です。