現在は、FFTアナライザーなど音響分析する電子機器はありますが、昔はどうしていたかご存じですか? 昔の人の知恵は素晴らしいものがあります。「ケーニッヒ音響分析器(Koenig sound analyser)」という装置があります。 音の共鳴する部分があり、それを炎が感知して揺らぎます。回転するミラーに炎が映ります。音の周波数に応じて波形が生じるのです。2つの動画を載せておきますので、ご覧ください。片方は、音叉でもう一方は肉声で波形の違いを見ることができます。ブラックボックスな部分が多い現代の装置に比較して、アナログ的な装置ですが、視覚に捉えることができる素晴らしい装置だと思います。私は、好きですね、こんな装置。
装置の実演動画その1 構造も分かり易いです → https://www.youtube.com/watch?v=MVYOvDcOZEY
その2 3つ目に登場します → https://www.youtube.com/watch?v=OHdL-65dkkY