NHKの「趣味どきっ!」という番組で「古武術に学ぶ体の使い方」講座が2/1~3/29まで、Eテレで毎週火曜日21:30~21:55、再放送は翌週火曜日11:30~11:55あるいは総合毎週木曜日15:34~3:59で放映されています。NHKプラスで見れるものもあります。第1回は姿勢の話、第2回は呼吸の話でした。
立ち姿のポイントは、以下の順番で行います。言葉で説明難しいので、以下の動画の中に写真と説明がありましたので、ご覧ください。この姿勢で立つと、電車の中でぐらついたりしないようです。
- 足を少し開いて立つ
- あごを少し引いて首を上下に伸ばす
- 骨盤をゆるかやに後傾させる ←お尻をお腹の方へ、骨盤の上側を後ろに回転させて持っていきます。これ重要なポイントです
- 胴まわりの位置を正しく保つ
- 胸を沈める ←胸を張らない
- ひざが自然に曲がる ←3ができると自然に曲がります
- きびす(かかと)を踏む ←かかとに意識を置く
YouTubeにテキストの一部がありました。0:24~0:28辺りに立ち姿の説明があります。 → https://www.youtube.com/watch?v=sOhvzfHCTyc
私は金管楽器をやっているので、呼吸法には関心があります。呼吸は鼻からゆっくり吸いますが、その際にお腹だけでなく胴まわり全体が膨らむように吸うのがコツのようです。腹式呼吸というと、お腹の方だけ膨らましてしまいがちですね。
以前姿勢が音に影響するという以下の動画を見ていたのですが、上述の話を見聞きした後もう一度見直してみると、気功の眞々田先生が姿勢を正すのにお尻を叩いていること、胸を張らないように矯正していました。 上述の3と5ですね。安価な楽器でも姿勢で音が良くなるようです。
トランペットの場合 → https://www.youtube.com/watch?v=w2HeGd8bXmA
フルートの場合 → https://www.youtube.com/watch?v=8Uxn_8FMTNg
最後の方でガラスのコップを持って叩いている部分があります。音の違いわかりますか?
ホルンの場合 → https://www.youtube.com/watch?v=vZ5CPNdbL08
眞々田先生の「良い音は良い姿勢 良い呼吸でつくられる」(著者:眞々田昭司 発行所:共同音楽出版)には、他の楽器や声楽についても書かれています。興味がある方はお読みください。