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同じもの?

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図形や立体の認識に関する心理学は昔から研究されてきており、「ゲシュタルト心理学」という学派があります。

資料をご覧ください → インターフェースデザインその2

p.1 いろいろなWebsiteで検索すればたくさんヒットしますが、理解するために自分なりにまとめてみました。7つの基本原則があります。より近いものを同じグループと認識します。以前のブログ「災害時に備え「・・・---・・・」」を思い出してモールス信号の「SOS」のように●と■を並べてみました。●の群と■の群に分けられますね。近接の法則と呼びます。 2つ目の左図を見ると、同じ形状同士で赤枠のように分けて認識できます。を付けると、真中のようにさらに分離して見えてきます。ところが、右図のように色分けするとどうでしょうか?今度は横の行で分離して見えてきます。 同じものを群にして認識しますが、色を使うと効果が大きくなることがわかります。プレゼン資料作成の参考になると思います。下の3つの図をご覧ください。左図は、「」の字が2つ合わさったものか、4本の直線が合わさったものかもしれませんが、2本の直線が重なっているものと認識します。

p.2 閉じていなくても、「」の中は一括りと認識しますし、円の一部が欠けていても内側と外側を区別しますね。 同じ方向を向いている矢印を同じ仲間とします。小さい面積の方が手前にあると認識します。左右対称の図形は、一つの図形とみなします。「ルビンの壺」がその代表です。 以前、ルビンの壺を幾つも集めたブログ「何も考えない方が!となるそうです」がありました。その時、私が作った3つの内の一つを載せておきます。富士山のシルエットを合わせたものです。真中に線を入れると2つに分けて見ることができます。

p.3 人間は、物を見る時に24の基本形を組み合わせて認識するようです。「ジオン理論」と呼ぶそうです。カバンは、1と6のように見るわけです。平面の場合は、右図のような基本形があります。

p.4 過去ブログ「だまし絵と思い込み」で説明した図も再掲しています。 左上図、左下図及び右図の何れも、前後の情報により、同じ図あるいは似ている図であっても別の図として認識します。

今日は図形の見方について、説明しました。見方によって異なったりグルーピングしたり、欠けていても補って認識するヒトの能力はAIには難しいかもしれません。最近、グルーピングは既にAIが学習してできるようになってきています。 このヒトの能力は、たまに思い込みで失敗しますので、AIには真似して欲しくないですね。

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