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無駄なコピーの連続

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一昨日、ヒトは進化の過程でビタミンCを作れなくなってしまったという話をしました「進化の不具合」。 私は学生時代、生物が苦手でしたので、ゲノム、DNAと染色体の違いがわからず、調べてまとめてみました。皆さんには当たり前のことかもしれませんが。染色体を「」とすると、DNAは「インク」、遺伝子は「タンパク質について書かれた文章」、ゲノムは「本の内容全部」と喩えられるそうです。少し違う気がしますが。

資料ご覧ください。 →  遺伝子

p.1 細胞内の核酸には23対の染色体があり、一つの染色体が2つのDNAのセットになっていますね。染色体をほどいていくと1本のらせん形状のDNAになります。このDNAのところどころに遺伝子がちりばめられています。

p.2 DNAの情報がゲノムで、遺伝子それ以外の情報を合わせたものです。このゲノムには30億個も塩基対がありますが、遺伝子に使われているのは約1.5%に過ぎません。つまり、残りの98.5%は無駄な情報なのです。過去に進化する中での使われなくなったガラクタなのです。それでも、毎日、1秒当たり100万回のコピーが行われ、食べたエネルギーが使われているそうなのです。このコピーの様子は過去のブログの中の動画をご覧ください。→「神秘な世界、忙しく動き回るもの」 DNA中の遺伝子の数は220,000個です。遺伝子1個が1個のタンパク質を作る情報になっています。DNAの長さは約1mになります。

p.3 各人のゲノムを比較した時、0.1%の塩基対が異なる(SNP)だけであとは皆同じだそうです。

p.4 ストレス、環境、食事などにより遺伝子調節機構に異常が発生すると病気になってしまいます。コピーミスを修復できなくなってしまうのです。ただ、同じ遺伝子情報を傷つける確率は非常に小さく、生殖細胞に関係する遺伝子でなければ、遺伝しません。見えない場所で細胞は日々頑張っているのです。それにしても、ほとんどが無駄なコピーらしいので、もう少し改善されないものなのでしょうか。エネルギーの無駄です。

今日の投稿も日を跨いだこんな時間になってしまいました。

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