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ウィルスがサッカーボールとすると・・

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研修用資料でURUser Requirements)とURSUser Requirement Specification )、ベリフィケーション(Verification)とバリデーション(Validation)の違いを説明する資料を作成したところ、微粒子のサイズを調べる必要が生じたため、検索してみました。 いろいろなWebsiteが見つかりましたが、全国マスク工業会の資料がありましたので、以下にアクセス先を記します。 私は花粉症なので、新コロナウィルスマスクが手に入らず困っています。

マスクの話 → https://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/cic/attach/briefing_h25-mat04.pdf

この資料に花粉、細胞、飛沫、PM2.5、細菌及びウィルスの大きさが絵に描かれています。ウィルスの小ささがイメージできますね。資料をみると、用途に応じたサイズのマスクがあり、捕集性能を試験する際に使う微粒子の大きさが書かれています。これを見ると、医療従事者が用いるN95マスクは、0.3μm以上の微粒子が95%捕集される必要があると書かれています。一般に医薬品工場のクリーンルームに用いられているHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルターと同じ性能です。ウィルス単体は0.1μmですから、途中でトラップされなければ通過してしまいます。0.3μmでも5%は捕集できないかもしれないのです。 さらにp.10のマスクの試験に使う微粒子の大きさを見ると、風邪・ウィルス用マスクは、1.7μmの微粒子99%捕集できるとしています。PM2.5用マスクは、0.1μmの微粒子を99%捕集と書かれています。これらをみると、ウィルス防護としては、PM2.5用のマスクの方がよさそうです。 ただ、新コロナウィルス飛沫(3~5μm)感染と言っているので、風邪・ウィルス用マスクでも防護はしてくれそうです。また、不織布の場合、どこかでトラップされたり、静電気で吸着されることもあるようです。因みに、ウィルスがサッカーボールだとするとガーゼの目は国立競技場程になるそうです。ガーゼはウィルスが通通ですね。マスクは不織布の方がよさそうです。 早く花粉新型コロナ共に終息して欲しいですね。

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