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あやふやな事ありませんか?

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昨日のブログで「研修用資料でURUser Requirements)とURSUser Requirement Specification )、ベリフィケーション(Verification)とバリデーション(Validation)の違いを説明する資料を作成」という話をしました。翻訳される方も日本語にするのが難しい場合は、カタカナの語句にになってしまいます。URは「ユーザー要求」、URSは「ユーザー要求仕様」と訳され、これはある程度違いはわかりますね。 ところが、ベリフィケーションバリデーションは、日本語にし難いので、違いの説明も難しいですね。 そこで、UR・URSを含めて説明資料を作成してみました。まだまだ納得した資料にはなっていませんが、ご覧ください。 間違った解釈があれば、お許しください。

資料はこちら → URなど

p.1 URとURSの違いを「エアコン」を事例にまとめてみました。「UR」は、ユーザーが要望する事項をリストアップしたものです。抽象的、感覚的な表現でもOKです。「快適な温度」「花粉を除去する」などの表現です。 これに対して、商品化するメーカーはより具体的・定量的なスペック(仕様)にしないと製品を設計して製造することができないですね。ユーザーの要求事項を具体的・定量的な仕様に「翻訳」して文書化したものを「URS」と呼びます。 「快適な温度」は「温度:22±3℃」、「花粉除去」であれば「フィルター孔径<20μm」と仕様を設定します。 数値化する場合には、根拠が必要です。花粉の粒子径は、30~40μmなので、孔径はやや小さめの20μmを上限値としています。 蛇足ですが、URを「User Request」と覚えている人がいます。意味的には同じかもしれませんが、「User Requirements」で覚えておきましょう。 脱線しますが、よくテレビ等で司会者のことを「エムシー」と呼びますが、私は「マイク・センター( microphone Center」と勝手に思い込んでいました。 結婚式の司会者を「MC(Master of Ceremony)」と呼びますが、これを語源にした「Emcee」がテレビ等の司会者に使用するようです。知っていましたか? 思い込みは、時に恥ずかしい思いをさせられます。

p.2 ベリフィケーションとバリデーションの違いを表にしてみました。イーコンプライアンスの説明資料の中で、{「バリデーション」は未来形で「ベリフィケーション」は過去形}と説明していますが、とても区別し易い表現だと思います。つまり、ベリフィケーションとは、インプット(計画、手順、判断基準など)に基づいて活動(設計、測定など)をして得られたアウトプット(成果物)が正しく手順や判断基準を満たしているかなどを確認して文書化することを意味しますので、過去事象の結果となります。 一方、バリデーションは、製品標準書(仕様、製造法、品質規格など)についてベリフィケーションした根拠を基に、製造した製品が将来的に恒常的品質を維持できることを検証して証明することになりますので、未来に向かって「GO」するかどうかの判断のための重要な業務となります。 全数検査できない製品は、特にバリデーションは必要不可欠になるわけです。 頭を整理するために、まとめてみました。

イーコンプライアンス → https://www.facebook.com/ecompl/posts/907009556028817/

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