昨日は情報が仕事をするという話でしたが、今日は「ライフゲーム」を紹介します。碁盤目状のセルは規則によって黒く塗りつぶします。例えば、生きているセル(黒)の隣に、①生きたセルが2個未満の時は過疎で死、②2か3個なら生き続ける、③4個以上の場合は過密で死、④死んでいるセルの隣に生きているセルが3個あれば、増殖により生きる(黒くなる)というルールで世代交代していきます。 最初のパターンでいろいろ変化していきます。次のWebsiteで体験してみてください。
Websiteは → http://math.shinshu-u.ac.jp/~hanaki/lifegame/
碁盤目下の「グライダー」「宇宙船」などをクリック後、碁盤目上の「うごく」をクリックすると変化していきます。「ぜんぶけす」でクリヤーされますので、別のパターンを選んで同様に変化を楽しんでみてください。
自分でプログラムを組みたい場合は、java、pythonあるいはExcelのマクロのソースがいろいろ開示されていますので、検索してみてください。
このゲームは生物の進化モデルとして研究されてきています。今回は、隣り合った場合の制約しかありませんが、一つあるいは二つ離れたセルの影響を考えていくとどんどん複雑になっていきます。9年ぐらい前に、自己複製する「ジェミニ」というパターンが見つかったそうです。
ジェミニの動画です → https://www.youtube.com/watch?v=A8B5MbHPlH0
自己複製機能は、生物の重要な機能の一つですね。情報が進化にも影響を及ぼしているわけです。