「中学校の理科の雑談ネタ40」(著者:藤川哲也 発行所:明治図書)を紹介します。副題が「授業をもっと面白くする」となっており、この文句につい惹かれて読んでしまいます。 ゾウの糞から高級なコーヒー「ブラックアイボリー」ができること知っていましたか? 実際は、ゾウにコーヒー豆を食べさせて、ゾウの消化酵素で苦みが消えてマイルドになるそうです。Amazonでは、約1万円/35gで売っていました。 ジャコウネコの糞から作るコーヒーは「コピ・ルアク」と言って、さらに値段が高いようです。
ブラックアイボリーの記事 → https://matome.naver.jp/odai/2139204230650381101
この他にもいろいろなネタがありますので、読んでみてください。 この本とは関係ありませんが、以前から、草食動物は草しか食べないのになぜ肉ができるのだろうという疑問。そしてベジタリアンは、どんどん痩せてしまう? という疑問を持ったことありませんか? 植物はセルロースが主なので、C(炭素)H(水素)O(酸素)の化合物です。セルロースを分解すれば、熱エネルギーは得られるが、肉となるタンパク質にあるN(窒素)はどこからくるのでしょうか? 腸内細菌が解決してくれるようです。いろいろ説がありますが、一つは、腸内細菌そのものをタンパク源としている。二つ目は、セルロースをアミノ酸に変えてしまう菌がいるという説です。 マメ科の根には、空気中の窒素を固定化する菌がいるので、そんな菌がいてもおかしくないですね。 常日頃、疑問な点を気にしていれば、いつか答えてくれる解答が現れるはずです。