研修の疲れが溜まってきたのか、うたた寝してしまいました。 先日、成形の「転写性」を品質工学で実験する話を説明してきました。 その結果、要因効果図が描けて、最適なパラメータがわかり、確認実験で利得も得ることができました。 ところが、現物を見ると、寸法形状は良いものの結構バリが生じてしまいました。。 この理由を推測すると、「標準SN比法」を用いて、横軸を金型寸法にしたことであると考えられます。 最適条件では、金型寸法に合わせるために、無理やりに樹脂を充填する状況になり余分な樹脂がバリとして生じたのではないかと思われます。 横軸を金型寸法でなく、要求寸法に変更したり、パラメータを調整することでチューニングしてください。今日はここまで。