エッシャーの絵は「だまし絵」ですね。この絵は錯視にも関係していますね。これを研究している方のホームページを紹介します。 クリックしてみてください。→ http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/bunkyogakuin2011.html
静止画が動いて見えるのは不思議ですが、しばらく見ていると気持ちが悪くなりますので、要注意です。 登り坂が下りに見えたり、その逆に見える場所があるそうですが、事故に注意が必要ですね。
いろいろな「だまし絵」があります。→ http://www.senju.co.jp/consumer/resteye/damashie/list.html
だまし絵と似ていますが、いったん思い込むと本当に危険です。最近の自動車事故でアクセルとブレーキの踏み込み間違いも多いですね。
思い込みによるヒューマンエラーをまとめた面白いサイトがあります。ご参照ください。 → http://www.humanerror.jp/composition.html
上記サイトから思い込みの例をピックアップてみました。→ 思い込み 一度見たものに影響されてしまったり、通常の動きに合わせてしまったりします。 水道の蛇口で、レバーを下げると水が出るもの、逆に止まる物があります。 最近は、災害時や故障時に水が出なくなるように、ハンドルが下げると水が出なくなるタイプが主流になりました。欧米も同様下げ止めです。 水の動きからすると下げると流れる方が解り易いですが。 ねじは時計方向に回すと締まっていきますね。窒素ガスや酸素ガスボンベの元栓も時計方向に回すと閉まってガスが出なくなります。 ところが水素ガスのような特殊ガスの元栓は時計方向に回すとガスが出てくるのです。間違い防止のはずが思い込みで間違わなければよいのですが。 物事を始める際は、ひと呼吸置く必要がありそうですが、パニクった時に事故が起き易いので、その際は物の動きに合わせた表示や機構の方が解り易いと思います。前に紹介した「ユニバーサルデザイン」や「仕掛学」の出番です。