不可能物体に興味を覚えるのは、私が若かった頃、エッシャーの画集を見た影響が大きいと思います。水路の水が滝のように落ちて、その水がその上流に流れていく絵です。→ https://bijutsutecho.com/magazine/insight/18015
これを動画で実験しています。→ https://www.youtube.com/watch?v=0v2xnl6LwJE トリックがあるはずですが、不思議ですね。 これができたら永久機関になってしまいますが、物理学上、永久機関は存在しないのです。 「セルフ・フローイング・フラスコ」という永久機関を考えた人がいます。次の動画の38秒ぐらいからご覧ください。下の水がチューブを登って滝のように落下しています。永遠に続くように見えますが、これもトリックがあるはずです。 → https://www.youtube.com/watch?v=287qd4uI7-E
「ヘロンの噴水」というものがあります。これは実際、しばらくは噴水が出ます。動画は→ https://www.youtube.com/watch?v=McuPU0hvFt8
「ヘロンの噴水」の簡単な作り方は → https://www.youtube.com/watch?v=7sE9x60q3Io
「ヘロンの噴水」の原理は → ヘロンの噴水
月は地球の周りを、地球は太陽の周りを回っていますが、落ちてきません。これは永久機関なのか? 物理学者が言うには、実際は月は落ち続けているそうです。ただ速く回っているのと、地球が丸いので、地面には落ちてこないそうです。結果的には同じなのですが、私には、遠心力=重力の説明の方が納得感があります。