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まだまだ未知の関数がある

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社会人10年目のビジネス学び直し Excel関数」(著者:古川順平 発行所:インプレス)を紹介します。Excelの関数は、使いこなしていない機能がたくさんありますね。本ブログでも何回か説明しています。

資料をご覧ください → Excel関数その2

p.1 数式が長くなり表示が切れてしまう経験ありますか?この場合は、「」をクリックすると表示部が広がります。さらに「Alt + Enter」とするとカーソル以降が改行されます。セル内に文字を入力して改行する場合も、この「Alt + Enter」は、自分の思った箇所での改行に有用ですね。

p.2 SUMIF関数を用いた事例説明です。AB列の表データより、D列の集計方法で販売数を算出する場合、関数の引数は、(範囲、検索条件、合計範囲)の形式になっています。範囲は、「A3:A9」、合計範囲は「B3:B9」とします。検索条件を変えると、それに応じて集計してくれます。含む語句の前後に半角の「*」をつけて検索条件を変えます。 次にSUMIFS関数の説明です。2つの条件に合致した販売数を算出します。この関数は、集合でいうと「and、かつ」の場合に成立し、「or、あるいは」の場合は算出してくれませんので、ご注意ください。条件1と2が「or、あるいは」を実行してみると販売数ゼロとなってしまいます。「or、あるいは」の場合は、2つのSUMIF関数の足し算で求めます。

p.3 AGGREGATE関数の引数は(集計方法, オプション, 配列, [k])となっています。集計方法は右上の表の数字を入れてください。オプションは、いろいろありますが今回は「」を用います。「」は、非表示の行とエラー値を無視します。左下の表のID5の数量が「#DIV/0!」になっていますが、オプション「7」と設定すると、無視して計算してくれます。 今回の集計方法は「」の「SUM」を指定しているので、合計値を算出してくれます。フィルターで「みかん」あるいは「りんご」をソートすると各々の販売合計数を算出します。

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