統計に用いるワークシート第4弾で、信頼性区間を取り上げます。信頼性区間については、過去ブログ「回帰曲線の信頼区間、予測区間とは?」「意味も理解して」で既にExcelの分析ツールを用いて説明しています。今回は手作業を念頭にExcelのワークシートをリニューアルしました。
ワークシートのExcelファイルはこちら → 信頼区間ワークシート
このワークシートの構成は今までと同様です。 原理、手順、ワークシートおよび実行結果のシートがあります。手順を見ながらワークシートの黄色のセルに式を入れて計算するだけです。もう、やり方は慣れてきましたね。この実行結果の数値に別のデータの数値を入れれば、回帰式、信頼区間および予想区間を算出してくれますのでご活用ください。データ数が多い場合は行を挿入して使ってください。その際に、式の参照先を必ずご確認ください。参照セルが相対か絶対になっているかもご確認ください。
今回のようにばらつきが大きいデータの場合、信頼区間や予測区間はxとyの平均値から離れるほど上下に拡がっているのがわかります。今回も、平方和や分散が登場してきましたね。統計ソフトでは、気が付かないことです。 この平方和と分散は、これからも登場してきます。