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過酷状況で生き延びる生き物

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生物種を保存するためには、いろいろ工夫しているようです。 「クリプトビオシス(cryptobiosis、「隠された生命活動」の意)」という言葉ご存知ですか? こちら → クリプトビオシス

クマムシ」「ネムリユスリカ」などがその代表的な生物です。 乾燥状態になると活動を停止し、水を与えると仮死状態から戻る生物です。 カップ麺のような生き物です。 乾燥すると「トレハロース」という糖が蓄積して生命を維持できるようです。トレハロースも延命化のための研究材料なのでしょうね。SF小説映画で人間の体を凍結させておいて、長時間の宇宙旅行で目的地に到着後、解凍して生き返らせる話がよくありました。

大学の頃、液体酸素の中に金魚を入れて凍らせ、その後水に戻せば生き返るというテレビ番組を見て、試してみました。 生き返ることがなく、申し訳ないことをしました。今思えば、残酷なことをしてしまいました。

ネムリユスリカの説明です。 → ネムリユスリカ

乾燥に耐えられるのは幼虫で、体の水分が97%奪われても大丈夫だそうです。すごい生命力です。

シーモンキー」をご存知ですか? 昔、雑誌やマンガ本の裏表紙等に、「水の中に入れると、シーモンキーが動き出す」という広告が載っていました。なぜシーモンキーというのかわからないのですが、猿の顔に似ているからなのでしょうか? 子供の頃は、興味深々でした。 このシーモンキーはの状態で生き延びる種のようです。

地球が温暖化していく中、人間は種を維持していくために、どう対応していけばよいのでしょうか? 知恵を絞る必要がありそうです。

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