毎朝6時頃、我家の近くをハトの一群が円を描くように飛んでいます。毎日飛んでいるので、どこから出てくるのか近くまで探しに行ったことがありますが、まだ特定できていません。これを見ていると面白いです。この写真のように、一群からかなり遅れて飛んでいるハトや、飛ぶ軌道がズレているハトがいます。ハトの社会でも、運動能力が優れたハトとか、マイペースなハトがいるのでしょうね。猛禽類に襲われないためには、集団行動の方がリスクが低いとは思いますが、遅れたり集団行動をとらないハトが今後生き延びていくのかもしれません。 私の先輩に伝書バトを飼育してレースに出している方が居られます。北海道まで連れて行き、離すそうです。距離にして1,000kmくらいあると思います。2~3日ぐらいで戻って来るそうです。寝ずに飛び続けても18km/時くらいのスピードで飛んでいることになります。驚異的な体力ですね。 伝書バトが帰巣するのは、太陽の動き、地磁気を感じる、低周波を感じる、匂いを感じるなどいろいろな説があります。 最近、帰巣確率が低下してきている原因として、スマホの電波が磁気を乱しているという説があります。 人間の体にも電磁波の影響があると言われています。長時間スマホと操作しないようにしましょうね。