Minitabの実験計画法の中に「タグチ」という名称が入っています。「タグチメソッド(=品質工学)」ですね。田口先生の個人名が載っているとは凄いことですね。早速実施してみました。
資料をご覧ください → 品質工学
p.1 ①統計→実験計画法→タグチ→タグチ計画作成。②混合水準、③因子数8を選んで④計画をクリック、⑤L18、⑥動特性のための信号因子を追加にレ点、⑦をクリック、⑧因子をクリック、⑨因子と信号因子に名称を入れてください。信号因子の水準はとりあえず1 2 3と入れてください。⑩OKをクリックすると、右下の表が現れます。
p.2 ⑫統計→実験計画法→タグチ→カスタムタグチ計画を定義。⑬因子と信号因子を選択して⑭クリックすると、下表が現れます。この時点では、C10とC11の列は空欄です。⑮信号因子のセルの数値を1 2 3から0.1 0.2 0.3に書き換えます。⑯C10とC11の列に誤差因子N1とN2での実験値を入力します。Minitabの説明では、「誤差因子」ではなく「雑音因子」と訳されています。品質工学を知らない方が訳しているのでしょうか?直訳です。
p.3 ⑰統計→実験計画法→タグチ→タグチ計画の分析。⑱N1とN2を選択し⑲OKをクリックすると右図のようなSN比と感度に関する要因効果図を描いてくれます。
一応一通りの品質工学実験は解析してくれるようです。ただし、SN比の式を換えたい場合や複数のSN比を足して評価したい場合、推定利得や確認利得などの機能がない? 指図書がないので、私は従来通りExcelで作成したワークシートを使おうと思います。