Googleの量子コンピュータプロジェクトが、現存のスーパーコンピュータが1万年費やす演算を3分20秒で演算可能としたというニュースを発表しました。次の動画をご覧ください。
動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=-ZNEzzDcllU
以前のブログ「コンピュータは自然に戻る?」で少し説明しました。グーグルの方式は、超電導を用いた量子ゲート方式でした。ノイズには弱いと言われています。動画を見ると、低温冷媒で冷やし、電磁ノイズを遮断するためのチャンバー内にチップが置かれていると推測されます。
まだまだ、量子コンピュータについてはわからないことが多いのですが、このような事項を理解するための、最近の私の勉強法を紹介します。 「量子ビット」「量子のもつれ」など理解し難い言葉が出てきた時、その言葉についてwebsiteで調べて、ざっと読みます。できるだけ図・絵・写真で解説されている資料を選択して「お気に入り」に取り合えず入れておきます。情報の中には間違ったものもあるかもしれません。自分が理解できていないので、真実かウソかのは当然判断できないのですが、とりあえず集めます。 そうしているうちに似たような事象を説明している事実があれば、一応、確からしいと判断します。これでも理解し難い時は、諦めて寝かせておくか、他のキーワード検索をするのです。この方法で、結構難しいことでも少しずつ理解が深まっていく気がしています。人それぞれですので、皆さんは、自分に合った勉強法を探し出してくださいね。
量子コンピュータの概要をスライドにしたWebsiteがありました。これです → https://blogs.itmedia.co.jp/itsolutionjuku/2017/12/1_15.html
「量子のもつれ」から最適値に落ち着くプロセスをどのようにしているかが、私が関心を持っている疑問の一つになっていますが、上述の勉強法がこの「もつれ」の状況と似ているのではないかと思っています。理解できない「もつれ」の状況から、徐々に重なりが多くなってきたところで止めて、正解とする訳です。