久しぶりに、この3連休に京都観光してきました。 今回は事前に見所を資料にして持っていきました。
資料ご覧ください。こちら → 東寺
p.1 21日は東寺で「弘法市」があると言うことなので、立ち寄りました。ここは見所満載です。「食堂(じきどう)」には大きな「大日如来像」が、「講堂」には「大日如来」を中心にした五智如来、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天が「立体曼荼羅」として立ち並んでいます。ガチョウの上に座っているのが梵天、象の上が帝釈天。邪鬼を踏みつけているのが広目天や持国天。牛に乗っているのが大威徳明王などなど迫力満点で圧倒されます。説明は以下のWebsiteへ。
講堂の立体曼荼羅は こちら → http://www.touji-ennichi.com/info/bonten.htm
「宝蔵」の近くに、「小野道風」の柳があり、蛙の置物があるそうです。書家の小野道風が自身を失くした際に、蛙が柳に飛び上がる様子を見て自信を取り戻したいわれの柳だそうです。 今回見てくるのを忘れました。残念。 なお花札に登場する唯一の人物が小野道風です。
五重塔の軒下に「餓鬼」がいます。屋根を支えています。探してみてください。
p.2 金堂には「薬師三尊」があり、左に「月光菩薩」右に「日光菩薩」は居られます。 東大寺・法華堂や奈良の薬師寺にも同様な「薬師三尊」があります。個人的には、質素な感じの東大寺・法華堂の日光:月光菩薩像が好きです。
p.3 空海の住居であった「御影堂」は改修工事中(2019年12月まで)なので全景みることができず残念でした。その代わりに、この御影堂の南に「贔屓(ひいき)さん」と「天降石」を見て来ました。 贔屓(ひいき)は、想像上の動物で亀に似ていますが、龍の子だそうです。 重荷を背負うのが好きだそうで、石碑を背負っていますが、顔は可愛い顔をしています。この贔屓さんと隣にある天降石はなでるとご利益があるそうです。 因みに、「贔」は貝が財貨で3つあるので、重荷と言う意味です。「屓」は鼻息を荒くするという意味です。「重荷を背負って鼻息を荒く力を込めて、気に入った人を助ける」という意味があります。 贔屓さんを大事にしましょうね。 北大門出て右側にある弁財天堂の奥に回ると「雨乞いの神様」があります。
p.4 六波羅蜜寺に行って「空也上人」を見てきました。高校以来ですから48年以上も前に見て2回目です。念仏を唱えている口から6体の阿弥陀様で出てくる像です。改めて見てもユニークな作品です。 三十三間堂もまた高校以来2回目です。1000体強ある千手観音像は圧巻ですね。今回の目当ては両脇にある「風神・雷神」でした。 俵屋宗達の屏風絵に比較して、鬼気迫る迫力があります。特に目力はすごいですね。 屏風絵とは「風神・雷神」の左右の位置が異なります。なぜでしょうか? 屏風絵にはヘソがあるけれど、像の方にはないようです。
時を隔てて再会するとまた面白い発見ができると思います。 皆さまも、次回拝観するようでしたら、参考してください。