今年のブログはプログラムに関する話題が多くなるかもしれません。物理数学、統計、ビッグデータあるいはAI(人工知能)には必ずデータを処理するプログラムが必要だからです。多くのデータを短時間で処理したり、予測・判断するプログラムが求められています。 少しでもその流れを理解できるようになればと思っています。皆様にも、これらの引き出しを増やしていただきたいと考えます。 早速、今日は「Python(パイソン)」の導入部について、私が理解したところまで説明いたします。 最近、理化学分野で盛んに使われるようになってきており、AIの学習との関係も密接です。
資料をご覧ください。 → Python
p.1 pythonのインストール方法を説明します。① https://www.python.org/downloads/ にアクセスしてください。② Dawnload python3.7.2のボタンをクリック ③保存(あるいは名前を付けて保存)④ python3.7.2.exeをクリック後、指示に従ってインストールしてください
p.2 使い方です。⑤左下のWindowsのマークをクリックしてpythonのフォルダ内のIDLE(PYTHON3.7.32bit)をクリックすると⑥python3.7.1 Shell画面が現れます。⑦Fileをクリック ⑧New Fileをクリックすると ⑨untitled という画面が現れます。
p.3 ⑩この画面に「print('テスト')」と書き入れます。⑪Runに続きRun ModuleををクリックもしくはF5を押してください ⑫保存するか否か聞いてきますので、OKをクリック ⑬保存フォルダを指定して、名前を付けて保存 ⑭実行結果がShell画面に印字されます。
p.4 以降のページはpythonのコードの説明です。「=」の左は変数、右は変数に入れたいものが来ます。文字の場合は「' '」で両側を挟みます。「print(変数)」とするとShell画面に変数の中身が印字されます。変数の加減乗除も可能です。 input( )演算子を使うと、キーボードから入力したものを変数に代入後、print文で印字可能です。
p.5 条件分岐は「if」「eif」「else」を覚えておけばOKです。それぞれの後に判断基準を記載して「:」をつけると、True(真)の時は直ぐ下に、False(偽)の場合は、次に進みます。「if」でない場合は「eif」の判断基準に従います。Trueの場合は直ぐ下へ、これでもないときは「else」に進みます。
p.6 変数には複数の項目が入ります。 一番左が0番地、右に1番地、2番地と増えていきます。変数[1]をprintする場合は、左から2番目の1番地のものを印字します。[1:4]のように範囲指定の場合は、1番地~4番地のものを印字します。左側は1足した番地、右側は1引いた番地となります。
p.7 メールの定型文のために、関数を「def」で定義づけします。3行文章がある場合は「’’’」で挟んだ部分を関数で定義できます。また、「format」メソッドを使えば、{}の中の文字や数字を変えることが可能です。
p.8 pythonのhttps://docs.python.org/ja/3/library/index.html にアクセスすると標準のライブラリを見ることが可能です。この他、検索すると外部ライブラリもたくさんようです。また追々、説明します。
p.9 以前の「フォルダ内のファイル名収集 マクロ」ではExcelのマクロでフォルダ内のファイルをリストアップする方法を説明しました。このページの下半分に再掲しました。今回はpythonを使ったプログラムを上半分に記載しました。pythonの場合、調べたいフォルダのパス名は「\」ではなく、「/」あるいは「\\」を用いないと実行できませんので、ご注意ください。
今日は導入部ですので、ここまで。また応用例を随時投稿していくつもりです。皆さんも、食わず嫌いにならずに挑戦してみてください。