今日の話題は数学の「圏論」なのですが、この言葉を私も初めて知りました。先ずは、ミルクボーイのM1グランプリ最終ネタの動画をご覧ください。
ミルクボーイのM1グランプリ→ https://www.youtube.com/watch?v=wobSUaDPKpc
「はじめての圏論」(著者:加藤文元 発行所:KODANSHA)の冒頭で、このミルクボーイのネタでわかりやすく説明されています。それを参考に資料をまとめてみました。
資料はこちら → 圏論
p.1 ミルクボーイのネタを文字起こししたものが左です。この文章をもなかの家系図にしたものが右図です。後半の双子の辺りは、正確な家系図になっていませんので、ご了解ください。
p.2 巻き寿司の家系図をもなか同様に描いたものが右図です。「もな王」は「もなか」の子供、「カリフォルニアロール」は「手巻き寿司」の子供になります。マカロンとクレープは、各々もなかと手巻き寿司の子孫で、形はもなかと手巻き寿司に似ていますが、中身は異なっているところが似た「関係」になっています。この似た「関係」であるとするのが「圏論」の一番理解しやすい概念だそうです。このような喩えだとイメージしやすいですね。 「圏論」を知らずに、「関係性」についてコントにしてしまうミルクボーイ、恐るべしです。
以前、トポロジーを取り上げましたが、トポロジーは対象そのもの性質を扱いますが、圏論は関係性を取り扱う点で異なっています。トポロジーについては、研修生に「頭を柔らかく!!」「恋占いができるメビウスの輪」「トポロジー的遊びでコミュニケーションアップ」「できないと思う前に」などの問題を出したことがあります。