紙を使ったゲームを2つ紹介します。 研修でもよく利用されます。 これらのゲームを実施すると、チームカラーがよくわかります。 イニシアティブをとれる人がいるか、協調的か、アイデアが豊か、チェレンジするか安全パイをとるかなど。
この手のゲームは経験・知識も大いに影響します。 以前、比較的若い研修生に大きな金属のワッシャー(真中に穴が開いている)を「おもり」にして「ペーパーブリッジ」を実施したところ、奇抜なアイデアの橋を作りました。ワッシャーの穴に紙を固く丸めて串刺しにするのです。 橋の上に「おもり」を載せていないので、反則なのですが、このようなアイデアを出せるのは、知識・経験がなく常識に囚われないからだと思います。 経験豊富な方は、山折り・谷折りの蛇腹構造や三角柱の組み合わせを考えます。
もっと素晴らしいアイデアがあるかもしれません。頭を柔軟にして挑戦してみてください。
ペーパータワー: A4の紙を用い、できるだけ高い塔を建てる
- チームメンバー数 5~6名
- A4のコピー用紙 30枚
- 塔の作り方は、紙を切っても折っても構わない
- 作戦タイム5分 1枚は使用可能
- 1回目 制限時間5分
- 手を離した後に建っている時間を計測
- 2回目の作戦タイム
- 1回目と同様にして計測
- 得点は、1回目と2回目の合計あるいは2回目の時間から1回目の時間を差引いた時間(改善度を評価する)
ペーパーブリッジ: A4の紙で作製した橋がどのくらいの重さまで耐えられるかどうかを競う
- チームメンバー数 5~6名
- A4のコピー用紙 1枚 、10円玉やボルトを「おもり」にして載せていく、橋の長さは15~20cm、橋の端は本等の上に置く、端の上に「おもり」は載せない
- 作戦タイム5分
- 1回目 制限時間5分
- いくつの「おもり」に耐えられるかをみる
- 2回目の作戦タイム
- 1回目と同様にして計測
- 得点は、1回目と2回目の「おもり」の数の合計あるいは2回目の「おもり」の数から1回目の「おもり」の数を差引いた数量(改善度を評価する)