今日18時頃、西の空に彗星を見ました。10月20日まで見えるそうなので、ご覧になってください。
「名画読解 観察力を磨く」（著者：エイミー・E・ハーマン 発行所：早川書房）を読み始めました。本ブログでは、「観察力」は大事なスキルであると言って、過去、「好奇心と観察力」「解決策は、絵に描いてみてから・・」「絵が描ければいいことが・・・」「ニワトリの絵を描いてみてください」「家族と一緒に」「ナチュラルナビゲータ」「「人は遊びの中で完全に人である」byフリードリッヒ・シラー」こんなにも多く取り上げてきました。新人研修の中にも盛り込んでおります。今日は、上述の本を参考にある絵を見てもらいます。
資料はこちら → 何に見えますか？
p.1 A〜D の絵は何に見えますか？ 既に一度見たことがある方は、直ぐに答えを言えると思います。知らない段階では、いろいろイメージを膨らませた方が良いと私は思います。一度見てしまうと、固定バイアスが働いてしまいます。
p.2 色を付けたり、輪郭を描くとはっきりします。 このページを見た上で、前ページを見ると、他の物には見えなくなってしまいます。
p.3 上の二つは何と読みますか？ 下は３つの連続した絵です。一番右にはどんな絵が入るでしょうか？抽象画家は右から左にしていくものを思われます。
p.4 左上は、不要な情報に影響されて読むのが難しいですね。真ん中のように余計な部分を削除すると、どうでしょうか？ 右端のようにすると一目瞭然です。 左の真ん中の字は、素直に読んでください。何かあるのではと勘繰ると読めなくなります。ある特定の方は、左の文字のリングでない部分の違いがわからないため、読めないそうです。 右下の牛が３つ目の絵で、抽象化する前のものです。この牛の体の模様の中に動物が隠れているように見えるのは、考え過ぎですね。