トピックス 品質工学

教えないこと

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どちらが有益」で「そもそも品質工学」の動画をお勧めしました。152話ぐらい投稿されていますが、ようやく50話まで拝見しました。1話は6〜7分程度なので、直ぐに終わりますが、メモをとって、自分なりの資料にしているので、時間を要しています。以前述べたように、インプットした情報アウトプットすることで、理解が深まり記憶に残ると思います。 是非、49話50話ご覧になってください。共感する話でした。内容をまとめてみました。

資料はこちら → そもそも49,50(目的、教育)

49話 「品質工学の目的」がタイトルです。最後の方に、「目的」を持ってきた方が、意味することが理解できると思います。登場者の質疑をメモしておきます。緑字は、スマホ内のAICI03(しーちゃん)クミちゃんつとむ君に投げかける質問です。「技術を英語で言うと?」の答えが「Mechanical Art」とは思いませんでした。通常、思いつくのは「Technology」ですね。当時、日本語に上手く訳せなかったようです。似た言葉でリベラルアーツという言葉もありますね。「リベラルアーツとは?」「全体像→構造化」「内から湧き上がるもの」「これからは、STREAMの時代」。結局、「Mechanical Art」、「Technology」及び「科学技術」は同意なのですが、「Art」が入っていると「創造性」がキーワードになりますね。 そして、「品質工学の目的」が登場してきます。「」をつけたものは、品質工学の一面な側面であって、本質は、田口先生が言われている「お客様の視点で評価し、社会全体の損失を減らす。そして、技術者が自由に創造できる時間を増やすこと」が目的となります。目的は抽象的でも構わないですが、最終的なゴールとなります。「効率化の目的」は、品質工学の目的の中に含まれています。効率化ためのツールが直交表であったりするわけです。

49話の動画→ https://www.youtube.com/watch?v=qgZEPvNA-dE

50話では、人を育成させるのは、時間経験。すぐに成果は見えません。教育とは、「教えないこと。ただ、指し示し導くだけ」と言っています。同感ですね。私達が新人研修で、目指していることと同じなので、「そうそう」と思いながら見入ってしまいました。この回で、しーちゃんことCI03は、会社上層部の方針で眠りにつくことになってしまいます。上層部は、品質工学で直ぐ結果を出すAIを良しとする考え方のようです。CI03は、教育をして若い技術者を育てるAIなので、上層部の意向に沿わなかったようです。まだ100話以上ありますので、また復活してくるのでしょうね。きっと。

50話の動画 → https://www.youtube.com/watch?v=TlrBQcOYgps

4:50辺りでCI03の先生である桂先生がふとこぼす「品質工学をやると偉くなれないとは、よくいったものだ」は意味深々です。

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