「瞬時に言語化できる人が、うまくいく。」(著者:荒木俊哉 発行所:SB Creative)を紹介します。電通のコピーライターである著者は数々の賞を受賞した方です。人は感じたことがあっても、言語化しないと99%は無意識下に入ったままのようです。例えば、「最近、若い人がビールを飲まなくなったのは?」というテーマをメモの最初に書いておき、「どう思うか、どう感じるか」を思いつくままにリストアップします。その下にその理由を書くということを毎日続けると、言語化が身についてくるそうです。こうすることにより、会議やプレゼンテーションで自分の思いや考えを表現できるようになるようです。2分間という短い時間で言葉にすることが大事なようです。試してみてください。 私も経験的に同感しています。以前、自部署の部下の提案について、月末に評価して提出する業務がありました。コメントは必ずしも必要ではなかったのですが、メモとして残すようにしていました。その際に、同じコメントは可能な限り避けるような決まりを作っていました。月末に提案が集中するので、時間が限られ結構大変でしたが、今では言語化のスキルが多少鍛えられた気がしています。提案を褒める言葉を絞り出すのも結構大変です。 最近では、毎日ブログを書いていますので、言語化の練習になっているかもしれません。 上述の本には、500のテーマがリストアップされています。