昨日紹介した「正解のない教室」から画家マグリットが描いた絵を紹介します。
資料はこちら → イメージの裏切り
「イメージの裏切り」というタイトルの絵です。絵の中に「これはパイプでない」と書かれています。皆さんは、どのように捉えますでしょうか? 「パイプという物体」か「パイプの絵」のいずれかに着目するかにより変わってくると思います。物体に着目した場合は、パイプでなかったとしたら何か?という想像を働かせることになります。パイプ型チョコレート、パイプのオモチャ‥‥など。「パイプの絵」に着目すると、確かに実物のパイプではないなと思うでしょうね。「これはパイプでない」という言葉がウソかもしれないと思う方もおられるかもしれません。 一つの絵が、人それぞれで見方が変わってくる良い事例です。 言葉に比較して、音楽や美術などは人それぞれの感じ方が異なります。 今流行りのChatGPTのような生成AIは、この絵を見てどのように感じるのでしょうか? どなたかが解説している文章を検索して回答してくるのでしょう、きっと。人間は、5感を屈指して、AIにはできない分野を切り開いていくことが求められていると思います。