以前「FINEですか?」で「幸せな人は生産性が高い」という話を取り上げました。古い資料ですが内閣府の調査結果があります。その中から幾つかピックアップしてみました。
資料はこちら → 幸福度
図1「自分自身に満足している」、図2「自分には長所がある」及び図7「社会現象が変えられるかもしれない」は何れも外国に比較して低いです。図4「つまらない、やる気が出ないとかんじたこと」図5「ゆううつだと感じた」は逆に、他国に比較して高い結果となっています。以上のより、「幸福度」という観点では満足していない結果になっていると思われます。救いは、図14「自国のために役立つとおもうことをしたい」が高いことですね。日本人は、自尊心が外国に比較して低い傾向があるので、どうしても図1や2のような結果になってしまうようです。 幸福を追求すると幸福が離れていくという「幸せのパラドックス」というものがあるようです。これを回避するためには、何か集中できるものを見つけることが大事なようです。例えば、登山中は苦しいですが、登頂した際に達成感を感じるはずです。草刈りも、同様ですね。嫌な仕事も、集中することで後々よいことがあるそうです。
内閣府の調査はこちら → https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html
因みに世界の幸福度ランキングはこちら。54位です。 → https://eleminist.com/article/2052