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歩き方でわかる

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どっちがどっち まぎらわしい生き物たち」(著者:梁井貴史・金子貴富 発行所:さくら舎)を紹介します。たくさん掲載されているのですが、気になったものをさらに調べてみました。図ではわからない部分を写真にしてみました。

資料はこちら → どっちがどっち

p.1 タラバガニズワイガニは、何にも考えずに食べていますね。タラバガニヤドカリの仲間だったという事実、知っていましたか? 昔聞いた覚えがあるのですが、改めて認識しました。 大きな違いは足の数です。ハナサキガニヤドカリの仲間ということになります。カニは横歩きしかできませんが、ヤドカリは前方にも歩けます。タラバガニの歩き方の動画をご覧ください。

タラバガニの歩く動画 → https://www.youtube.com/watch?v=cS1V9ETUWZY

前にも動けるので、タラバガニの足を曲げて歩くことができます。ズワイガニは、水平横にしか歩けません。 タラバガニはヤドカリの仲間なので、殻に入れるようにお腹が柔らかくできているそうです。実際に殻に入ることはありませんが。 カニのお腹は、オスが三角形メスが円形の形状しているので、見分けができます。 本の中で面白い記述があります。「メスの脱皮の際、柔らかいメスの体をオスは抱きしめて守ってあげるが、オスの脱皮についてメスは知らん顔だそうです」

p.2 カッコウ、ツツドリ及びホトトギスがこんなに似ているとは知りませんでした。表に違いをまとめましたが、見た目には区別付き難いですね。素人は、鳴声で区別するしかないようです。次のWebsiteの右下の「さえずり」の部分をクリックすると鳴声を聞くことができます。

ホトトギスの漢字はたくさんありますが、昔は「郭公」と書いたそうです。「カッコウ」と読めるので、昔は区別がつかなかったのでしょうか?

p.3 アヒルガチョウの違い、カモガン違いわかりますか? カモを家禽化したのがアヒル、ガンを家禽化したのがガチョウだそうです。渡り鳥を家禽化して卵や肉を食べたり、羽を利用するようにした訳です。違いを表にまとめました。首の長さくちばしの形状で見分けます。

この他にも、まぎらわしい事例が、70~80ぐらい説明されています。興味がおありの方はどうぞお読みください。

 

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