医療支援ロボット「ダヴィンチ」では、目で見ているモニターの映像と、手元で動かしているコントローラーの動きが完全に同期するため、脳が「まるで直接、体の中に手を入れて手術しているかのような錯覚(仮想手術感覚)」を覚えるそうです。例えば、触覚がなくても、視覚で右のハサミが血管や筋肉に触れるのが見えれば、脳は右のハサミが血管や筋肉に触った気になってしまうのです。「どれが現実世界?」で紹介した「ハプティクス技術」は遠隔地の触覚の伝達で、この場合は物理的な力を触覚として伝達していましたが、ダヴィンチの場合は、錯視を利用している点が異なります。エッシャーの世界だそうです。
仮想手術について→ https://www.hospital.nagano.nagano.jp/magazine/column/robot_weelly_32.html