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情報過多だと

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マイケル・グラッチアーノ博士は、神経科学者で「意識と社会脳」の著者です。彼の講義には必ずケヴィンが登場します。ケヴィンとは、何者? 以下動画の冒頭部分をご覧ください。

冒頭の3:30ぐらいまでご覧ください → https://www.youtube.com/watch?v=b4tU79Acoak

TEDでも登場します→ https://www.youtube.com/watch?v=Zjak6YgCVdc

ケヴィンは、オランウータンの人形ですが、腹話術の上手なグラッチアーノ博士により、1つの生きている個体として認識できると思います。教授が手を抜く際にケヴィンが悲鳴を上げます。これを見ていてどんな感情が起きますか? 以上のような感情が起きることを「アテンション・スキーマ理論」と教授は名付けています。数多くの情報があり過ぎると、脳は一部に注目して、ほかの情報を遮断してしまうようです。「子供部屋よりもリビングで勉強した方が効率が上がる?」「専門家も見逃す」で紹介した「ゴリラ」も見えていないのは、この理論が成り立っているためです。研修で「観察力、気づく力」の体験として、よく引用しています。

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