「生命はゲルでできている」(著者:長田義仁 発行所)から面白い話題をアレンジしてまとめてみました。
資料はこちら → ヤング率
p.1 いろいろな物質のヤング率を図にしています。ヤング率は、右上の式のようにひずみと応力の関係式の係数で、大きい数値ほど硬くなります。赤字が人間の部位のヤング率を示していて、大腿骨が硬く、アキレス腱は軟骨よりも硬いことがわかります。軟骨はチーズと同じくらい、筋肉はコンニャクぐらいの硬さになります。比較すると面白いですね。
p.2 ひずみ・応力線図を示します。傾きが大きい程ヤング率が大きいので、硬い物質となります。ウシの腱は、引張始めは伸びますが、ひずみが大きくなると硬くなるので「ひずみ硬化」と呼びます。海藻類は、海流の速さで破壊されないように、流れに身を任せるように柔らかくなります。「ひずみ軟化」と呼びます。
p.3 いろいろな物質の水分比率です。コンニャクはほとんど水なのに結構形がしっかりしていますね。赤ちゃん・バナナ→猫→成人・犬→老人と水分量が減少していきます。猫は水分量が多いので、柔らかいのでしょうか?通販の雑誌の表紙にガラスの器に入った猫の写真があり「猫は液体である」と書かれていました。動画もあって、本当に液体のようですね。
動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=Ro9OzKZxQ8A