腸の細胞はアセチルコリンという神経伝達物質により収縮するそうです。アセチルコリン濃度が高くなると収縮率がシグモイド関数のように増加します。人工知能の人工ニューロンもシグモイド関数なので、腸の収縮を利用してAIが作れないかという研究を、池谷先生のグループで行っています。腸を503本集めて、3層の回路を作製して、手書き文字を86%の正答率で認識できたそうです。詳細は、以下の文献をご覧ください。英語ですが。
文献 → https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2023.04.15.537044v1.full.pdf