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スッキリしているが、守るべきところは

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昨日の続きです。VBApython対比をしていきます。

資料はこちら → Python_VBA (その2)

p.1 「if文」を用いた判定結果を示すコードです。左辺右辺を判定する際、pythonは「!=」という独特のコードを用います。VBAの「< >」の方が親しみがあります。pythonの方が2行分コードを減らすことができます。 「and」「or」の使い方は、VBAとpythonいずれも同じコードですが、pythonでは「and」を省略して「60 <= point < 80 」という書き方が可能です。含まれているかどうかを判定する場合は「in」を用います。

p.2 VBAは冒頭に変数宣言してを示す必要がありますが、pythonの場合は、変数に数値を代入することにより、変数宣言を省くことが可能です。変数内の型を調べるためには、pythonは「type」を、VBAは「Typename」を用います。 pythonは変数の型を合わせないと、演算ができませんが、VBAは可能な場合があります。型について下表にpythonとVBAを比較してまとめておきます。整数実数については、VBAの方が細かく型が決められています。pythonの方がスッキリしています。

p.3 「For」「while」について、pythonはVBAの変数宣言や末行の「Next」「Loop」が無い分スッキリしています。ただし、pythonの場合は「:(コロン)」やインデントを忘れないようすることが肝心です。

pythonの方がVBAよりも簡略化できますが、その分ルールは守らないとエラーが出そうです。

 

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