「いのちのめがね」(著者:灰谷 孝 発行所:PHP研究所)を読んでいたら、「スマホ老眼」という言葉が出てきました。スマホを見るために、水晶体を厚くし、そのために毛様体筋や外眼筋が働き続くことになります。つまり、寄り目状態が続くことになります。そうすると肩凝りの原因にもなってしまうのです。私の眼は両目1.5と視力は良かったのですが、50代半ば頃から老眼の症状が現れました。この原因は、仕事柄毎日パソコン画面を眺め続けており、焦点が固定化され、毛様体筋や外眼筋がうまく動かなくなったのではないかと思います。肩凝りも抱えていました。スマホ老眼も同じ現象なのでしょう。若い方も、早く老眼になってしまいますので、気を付けてくださいね。上述の本で対策が書かれていましたので、以下に載せておきます。
- スマホを30分以上連続して見続けないこと
- 画面と眼の距離を30cm以上あけること
- 30歳を超えたら、体調に応じて近くを見るメガネの検討を始める
これ以外には、遠くを眺めたり、親指の先を見つめながら腕を前に伸ばしたり、眼に近づけたり、八の字や円を描いて眼で追うことを行い、毛様体筋や外眼筋のストレッチングをするのがよいと思います。それでも、老眼は進行してしまいますが、遅らせる効果はあると思います。ステレオグラムを使うのもよいですね。ステレオグラムの自作は「眼の筋肉ストレッチに自作ステレオグラムを」をご覧ください。 瞬きをしてドライアイを防ぐことも重要です。